平成27年度むつ市災害ボランティア研修会
平成27年度むつ市災害ボランティア研修会 むつ下北地域災害ボランティア研修会
3月25日、むつ市中央公民館講堂にて、「平成27年度むつ市災害ボランティア研修会・むつ下北地域災害ボランティア研修会」を開催しました。
講師には、青森県社会福祉協議会地域福祉課課長代理心得の今 伸子様をお招きし、「地域防災と福祉のまちづくり」と題して、講演をしていただきました。
まず、地域で行われている家具の転倒防止や火災感知器の取り付け、避難訓練の様子など、自主防災活動に関するDVDを鑑賞しました。
訓練では、地域の中学生から元消防職員までが参加し、安否確認やテントの組み立て、炊き出し訓練などが行われ、大地震に立ち向かうためには、住民一人一人の「自助」「共助」が自主防災組織の防災力を高めていくことを学びました。
講演では、福祉的視点から災害が起きた時にどのように地域で支え合う体制を作っていけば良いのかを長野県北部地震の事例として挙げ、考えました。
助け合いのポイントは、「日頃から地域の方とコミュニケーションを図ること」「地域での行事や活動を通じて協力しあう関係をもつこと」「防災に対する意識をもつこと」「リーダーやそれを支える人たちが責任をもつこと」が挙げられました。
後半では、地域住民が主体となり、互いに見守り・支え合う体制づくりのため本会が行っている「ほのぼのコミュニティ21推進事業」「茶話やかサロン開催事業」についての説明をさせていただきました。
今回の研修は、「自分の地域をよく知り、地域住民とのつながりを大切にし、互いに協力すること」を改めて意識することができた時間となりました。